2015年11月23日月曜日

時代は変われば解釈も変わる~土偶の取り扱い

土偶は、現在でこそ「縄文時代」の遺跡出土品として扱われています。
しかし、戦前は異なっていました。
戦前(太平洋戦争前)の日本の歴史は「日本書紀」「古事記」にあるような記述が主体で、古墳時代の「埴輪」が先史時代の代表とされていました。

最近オークションで2億の値で落札された土偶
しかし、土偶は江戸時代の19世紀には発見・発掘されていましたが、それらは日本人の祖先が創ったものでなく、アボリジニ族が作ったものとされていたそうです。
 

縄文や弥生時代の遺跡が、日本の先史時代のものと捉えられたのは、アメリカの占領の終わった1952年以降のようです。
時代も変われば解釈も変わるのです。
これはいつの時代も変わらないのでしょうか(^^)
 
 
それでも戦前に土偶を海外(フランス)に紹介した人物もいます。
中谷治宇二郎(なかやじうじろう)という方で、本来は哲学を学んでいたらしいのですが、パリで自然科学者を学ぶ兄を追ってパリに渡り、自然科学と考古学に探求し、土偶を紹介する論文をフランス語で執筆したのです。
考古学者中谷治宇二郎の記録

その論文は広く読まれ、学者や芸術家に影響を与えました。
その一人が当時パリに留学していた岡本太郎です。岡本太郎の縄文時代への情熱と貢献はみなさまの知るところですね。



また、小説家の川端康成も縄文土偶に魅了され、ハート型土偶を所有していました。
川端康成の穏やかな表情の写真は、ハート形土偶との写真と吉永小百合と写った写真と言われています。ホンマかいな?
 


「この土偶の顔を見ていると、実にいろいろな感じが湧いて、尽きることがない。横からの形も面白いし、後ろからの形も面白い。現代の前衛彫刻を思わせるやうなところはあるが、どの角度から見ても、わざとらしさや破綻はない。みごとである。」
(川端康成談)
 




 
いずれにしても縄文というキーワードは、ここ50年で急速に広まり、今や世界にその影響を及ぼそうとしています。

1万年以上も人々が平和で暮らしていた」というキーワードは、もうすぐ解き明かされていくのでしょう。
楽しみでならないのです。

 
 

2015年11月20日金曜日

世界こどもの日

今日は世界こどもの日

子供たちは未来の宝物
そして生命を繋ぐ素晴らしい存在。
みんな、親を選んで生まれてきた。
子供を作る、できちゃったじゃないんやね。...
ちゃんと縁あって、やってくる。応援しにやってくる。

とてもとても愛おしい存在^_^


『世界こどもの日』
昭和34年(1959年)に「子供の権利宣言」
平成元年(1989年)に「子供の権利条約」
が国際連合で採択された日です。


国際連合は、昭和29年(1954年)に、

『子どもたちの世界的な友愛と相互理解の日に、また世界の子どもたちの福祉を増進させる活動の日』

として、 加盟国に「世界こどもの日」を制定するよう勧告しました。

その日は各国にゆだねられており、日本では5月5日を日本版「世界こどもの日」としたそうです。

今日は、世界中の子供たちに思いを届けよう。



 

2015年11月17日火曜日

縄文カルチャー その1

縄文と言えば、遮光器土偶や火焔式土器が有名ですが、縄文の耳飾りも素晴らしい!

繊細な透し彫りで、美しい曲線で表現されてます。
どうやって付けていたのかは、まだ調べてませんが、美しい❗️
写真は、群馬県桐生市の約2800年前の滑車形土製耳飾。

縄文時代なのは確かなようです。
重要文化財で群馬県桐生市の千網谷戸の1号住居跡および4号住居跡からの出土で、年代はBC800年頃とあります。

縄文は、エネルギーと芸術の塊みたいです。
土器、土偶、装飾品どれをとっても心が騒ぎますね。


 

2015年11月13日金曜日

火山予知について

火山が活発化してきているとよく言われるが、ここ十年ほどおとなしかったが、昔から活発だった。人間生活の慣れというものは恐ろしい。

火山予知というのは以下の5項目をいう。

「いつ」「どこから」「どれくらい」「どのように」「いつまで」
しかし、研究は進むが予知は難しい。

 
最近ずっと活発な桜島は、世界で最も研究されている火山である。北岳・南岳にマグマスポットがあり、年間200万㎥のマグマが供給され続けている。

桜島は姶良カルデラの中にあり、カルデラは鹿児島湾を形成している。この姶良カルデラへのマグマ供給は、年間1000万㎥ずっと供給され、その内200万㎥が桜島に供給されているらしい。このマグマ供給のため、九州は全体的に南北に伸びている。東西方向へは、南九州はマグマ供給で広がっているが、北部九州では若干縮んでいる。しかし、プレート運動との関係を精査する必要があり、根本の原因はわかっていない。

 
雲仙普賢岳は、「いつ」「どこから」は予知できた数少ない例であり、「火砕流」という現象を火山学者の多く実際の目で確認した事例であるが、「どれくらい」「どのように」「いつまで」はわかっていない。
最も研究が進んでいる桜島でさえ、「現状把握」がやっとの状態である。
 

課題はたくさんあるようだ。

・火山そのものの物理・化学的理屈
・発生場がよくわかっていない
・長期的火山の観測体制と人員の育成(マンパワー不足)
・情報伝達の確立(危険情報をいかに登山者へ知らせるか)
 

でも一番大切なのは「火山」を好きになること。

温泉や地熱などいろんな恵みを与えてくれる、火山好きになり、面白いな~と思えるように教育することなのでしょうね。



 

2015年11月11日水曜日

3つでバランスさせる


私は現在、3つでバランスさせている。
 

自分たちにとって、理想の未来は、どんな社会なのかを考える。
そして自分を実験台として、様子を見てそして試行錯誤を繰り返してみる。
最終的には最小単位である家族が皆心地よく、上手く機能すればあとはそれを広げていけるだろうという考えだ。
 
 
社会を変えたいと思った時、社会の最小単位は何なのか、「家族」である。
その「家族」が今は分断されている。
だから家族への愛と感謝を歌う。
まだ上手くは言えないけど。唄と音でバランスする「うたうたいや」という自分

☆うたうたいや http://utautaiya.com/

 
自然のバランス力は本当にすごい。
現在、地質調査を中心とした自然をフィールドとして、自然を学ぶ機会が多い。
縁あるところに行かせて頂いているので、自然の奥深さを感じるたびに頭が下がる。
なんとかもっと自然に寄り添えないかと思案を重ねる。
まだまだこれからであるが、自然との共存を探求していきたい自分。

★正野自然研究所 http://love-earth.wix.com/shono-natural


行き詰まった時や疲れた体を癒してくれる大地。
自分自身を癒やすため、大地から沢山のエネルギーを頂く。
「母なる大地」と身を持って感じさせてくれる援農や畑作業を農作業。
小規模だけれど自分自身のための大事な作業。

種の出来方や季節の移り変わり、粘り強く実をつけようとする植物たち。
それをサポートする草花や虫達。
小さいながらも観察し、沢山の気づきを得る事ができる。農作業する自分。

 

中途半端なところはたくさんある。
伸びしろが沢山あると思っている(^^)


今は色々な自分が上手にバランスをとって、気持ちが穏やかであればいいと思う。
気持ちが穏やかだと家族や周りも穏やかになる。
そうするといいアイデアも浮かぶ。

 
今日もみなさんや自分が心穏やかでありますように(^^)
 
 
 
 

2015年11月7日土曜日

急な稲刈り

本日は病明けで久しぶりに「うたうたいや」のライブを久留米でしてきました。

会場には11:30入りです余裕をかましていましたが、前日にここ数年糸島桜井の小スペース(2×5m程度)で行っている水溜たんぼの敷地にイノシシが入ったと聞きましたので、急遽、稲刈りへ向かいました

行ってみると....猪にやられたのはオーナーさんと私のスペースが主でした。
台風でも倒れるはずのない稲が見事に全部倒れていました。
それもランダムに。
時間がないのでドロドロになりながら、1時間余で稲刈りは終了しました。
しかしショックは大きかった。

なんでかいな~と思いますが、幸い他の人はダメージがあまり無いようでしたので
ホッとしました。
「一番うまかったんじゃろう」と思い直し、選んでくれてありがとうと感謝しました。

それでもお情けか全部は食い荒らされずに3割ばかり残された。
昔の年貢もこんな感じなのかいな~と考えた。

思えば今年は、結局体調崩したのでいつもの浮羽の稲刈りも行けず、
今回の糸島で小スペースで実験的にしている水溜田んぼも猪にやられました。
また4月頃に紹介された大分の水田を紹介された。結局断ったが、その田んぼやっていたら、大変な結果だった。

また来年、米作りは仕切り直しなのかなと感じました。

いるもの、いらないもの、取捨選択の日々です。


 

2015年11月6日金曜日

フリーエネルギー


とうとう来るべきものが表に出た。フリーエネルギーの普及版だ。

イタリアの「ケシェ財団」がついにフリーエネルギー装置の普及版の製品化に成功!販売を開始した模様です。

拡散希望: 祝!ケシェ財団が普及版フリーエネルギー装置の販売を開始!
http://blog.goo.ne.jp/narudekon/e/0fb1ba652f8e6387b0a8a8ee8e271b0d

 
財団のウェブサイトにも、すでに製品として掲載されています。
http://www.keshefoundation.org/webshop/products/kf-products/150706104205

1ユーロ=135円とすると、税金入れて約82000円+送料ですね。

フリーエネルギー装置 ”Magrav”  
電気自動車用  499.99ユーロ
ハウス用    499.99ユーロ
これに300ユーロの寄付が入るそうですので、実質約800ユーロ(約13万円)だそうです。

つい先日「フリーエネルギー装置」を8万円で売り出しを開始したケシュ財団が、なんと今度はその設計図を完全無償で公開してしまった。

しかも財団側では特許を申請していないのだという。

つまり自分で作れる人は「どうぞ作ってください」ということです。

http://mizu8882.blog.fc2.com/blog-entry-1113.html
チャレンジしてみたいですが、電子工学が詳しい人と英語が堪能な方とタッグを組みたいものです(^^)
 
またこういうものもある。
 
 
オランダの女性たちが発見した奇跡のエネルギー生成 : 生きた植物と生きた微生物と水のコラボレーションが生み出した驚異の発電法 - Plant-MFC
 
 
 
 
地球にやさしいエネルギーの時代がもうすぐやってくる!!