2015年12月24日木曜日

クリスマスイブ

本日はクリスマスイブである。

と言ってもクリスチャンでもユダヤ教でもない無神教であるが自然大好きなわたくし。

まあ普通の一日だ。

早く正月飾りを出したいところだが、もう少しだ。

それでもクリスマスイブは少しワクワクするね。子供の頃を思い出す。

クリスマスイブってのは、どうもユダヤ暦およびそれを継承する教会暦では、日没をもって日付の変り目とするらしい。
知らなかった。

このためこの種の暦を採用する教会では、クリスマス・イヴの日没からクリスマスを起算するため「クリスマス・イヴ」は既にクリスマスに含まれている。

実は中世まではドイツなど欧州でもクリスマスは馬鹿騒ぎするイベントとして根付いていたが、キリスト教の世俗化を嘆く啓蒙運動により、長い年月を経てではあるが、見直される様になっていく。

それでも商業主義の匂いが否めない。

ローマ法王までもクリスマス商戦には苦言を呈している。

「現代の消費社会の中で、この時期が商業主義にいわば「汚染」されているのは、残念なこと。
降誕祭の精神は、「精神の集中」と「落ち着き」と「喜び」であり、この喜びとは、内面的なもので、外面的なものではない。」
教皇ベネディクト十六世の2005年12月11日の「お告げの祈り」のことば

「クリスマスはとても楽しいが、同時に深く内省すべき時でもある。私たちはつつましく貧しい馬小屋の光景から何を学べるだろう。」
A time for Christians to engage with the world(キリスト者が世界と繋がる時)

それでも今日は世界の子供たちがサンタクロースを待っている。

子供の笑顔こそが未来へと繋がる。
貧困や飢餓のない世界。

至福の世界をイメージする夜としたい。